Maya のセットは、オブジェクトやコンポーネントのコレクションです(ジオメトリ オブジェクトやライトなど)。 オブジェクトをセットにグループ化すると、特定の変更を複数のオブジェクトに一度で加えることができます。

MtoA は Maya を使用して、Arnold のレンダリング オーバーライドをオブジェクト内に適用できます。 これによりセットに含まれるオブジェクトのアトリビュートをオーバーライドできるため、プロパティを個別に変更しなくても大量のオブジェクトに影響を与えられます。

同じノードを使用して異なる結果を得る複数のオーバーライド セットは、MtoA でサポートされていません。このような状況は避ける必要があります。そうしないと、予期せぬ結果になることがあります。

ワークフローの例

車のシャドウだけが含まれるアンビエント オクルージョン レンダーを作成するとします。 オーバーライド セットを使用して、次の操作を実行する必要があります。

  1. 非表示にする車のジオメトリをすべて選択します。
  2. ジオメトリの一次可視性を無効にしてオーバーライド セットを作成します。 
  3. Ambient Occlusion シェーダをフロアに割り当てます。

 

オーバーライド セットを使用するには、オブジェクトのコレクションとして Maya にセットを作成し、Outliner でそのセットを選択します。

 

次に、アトリビュート エディタを起動し、Arnold タブを開いて、Ai Override を必ず選択し、Add をクリックします。

オーバーライド可能なアトリビュートの(長い)リストを含むウィンドウが表示されます。

セットにたくさんのオブジェクトが含まれる場合は、Add Override Attribute ウィンドウの起動に時間がかかります。 場合によっては、オーバーライド アトリビュート ウィンドウが表示されるまで 1 分程度かかることがあります。 これは、選択したオブジェクトに対して数百ものアトリビュートをチェックする必要があるためです。 そのため、選択するオブジェクトの数を増やすほど、低速になります。

次の解決策をお勧めします。

  1. 内部にオブジェクトが 1 つだけ含まれるセットを作成します。
  2. Add Override Attribute を使用し、必要なアトリビュートを追加します。
  3. 残りのオブジェクトをセットに追加します。

検索フィールドでアトリビュートをフィルタリング可能

 

選択できるアトリビュートはたくさんあります。 必要なアトリビュートを選択し(必要に応じて複数のアトリビュートを選択可能)、「Add」をクリックします。

先頭にテキスト フィールドがあり、必要なアトリビュートをフィルタできます。 正規表現のすべての機能をサポートしています(Re Python ライブラリを使用)。

たとえば、クエリーの前にあるキャップ タイプ(?i)を無視する場合などです。

 

また、アトリビュート エディタの Remove ボタンをクリックすると、オーバーライド セットからアトリビュートを除去することもできます。

さらにセットをネストすることも可能です。 オーバーライド セットは、そのセットに含まれるあらゆるアトリビュートをオーバーライドするため、サブセットのコンテンツのアトリビュートもオーバーライドされます。 これは非常に便利な機能で、必要に応じて異なるサブセット内のさまざまな機能のオンとオフを切り替えることができます。

次の 2 つのサブトピックでは、オーバーライド セットの使用例を示します。

    • 例 1: 複数のジオメトリ オブジェクトのレンダリング プロパティを変更する
    • 例 2: アトリビュートをオーバーライド セットに割り当てることでさまざまなシェーダの動作を変更する

 

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