このチュートリアルでは、パリ風の室内シーンのノイズを軽減するさまざまな方法について説明します。通常、室内の間接的なノイズを軽減するには、拡散反射光のサンプルが多数必要になります。ただし、拡散反射光のサンプル数が多いと、レンダリング時間が大幅に長くなる可能性があります。したがって、このような多数の拡散反射光サンプルを使用しないでノイズを除去する方法(OptiX™ デノイザーおよび Arnold デノイザー)について調べてみましょう。

デノイザーは、現在のピクセル周囲の近傍を考慮し、一緒にブレンドする任意の検索領域内で類似した近傍を検索します。

部屋は、skydome_light(3 個以上のサンプルを推奨)と、窓の外側に配置された light_portals で照らされています。上の最終イメージでは、diffuse_ray_depth に 4 を使用していますが、下のテスト イメージでは、diffuse_ray_depth に 1 を使用しているため、暗く見えることに注意してください。また、すべてのレンダリングで、カメラ(AA)のサンプル数が 6 に設定されていることにも注意してください。

OptiX™ デノイザーは IPR レンダリングに最適です。

Diffuse Samples: 2 (既定)

ここで、既定の拡散反射光サンプル(2)を使用して、シーンをレンダリングします。非常に多くのノイズがあります。左側の間接的に照らされている壁は特にそうです。このように diffuse_samples の数が少ない場合、OptiX™ デノイザーはイメージをクリーンにしようとします(イメージの上にカーソルを合わせて確認してください)。

イメージの上にカーソルを合わせると、Optix を使用した場合が表示されます


Arnold デノイザーの方が適切に処理されますが、間接的に照らされる壁では特に、「斑点状」のノイズが表示されたままになります。

イメージの上にカーソルを合わせると、Arnold デノイザー(既定の設定)を使用した場合が表示されます

Diffuse Samples: 5

diffuse_samples の数を増やすと、ノイズが改善されます。この値を大きくすると、レンダリング時間が長くなることに注意してください。ただし、OptiX™ デノイザーを使用してもノイズは解決できません。

イメージの上にカーソルを合わせると、Optix を使用した場合が表示されます


Arnold デノイザーの方が、高品質のイメージが生成されます。ほとんどの場合は、これで十分です。さらに diffuse_samples の数を増やして、結果を確認してみましょう。

イメージの上にカーソルを合わせると、Arnold デノイザー(既定の設定)を使用した場合が表示されます

Diffuse Samples: 10

diffuse_samples を 10 に設定すると、イメージが非常に見やすくなります。しかし、その結果、レンダリング時間は大幅に長くなります。OptiX™ デノイザーが、窓のバルコニーの薄いジオメトリに与える影響に注目してください。Arnold デノイザーの方が、これらの領域の処理をはるかに適切に行います。

イメージの上にカーソルを合わせると、Optix を使用した場合が表示されます

イメージの上にカーソルを合わせると、Arnold デノイザー(既定の設定)を使用した場合が表示されます

室内のノイズを除去する

次のサンプル イメージでは、既定の diffuse_samples の数に 2 を使用して、Arnold デノイザーの一部を変更した場合の効果を示します。この場合、既定の Arnold デノイザー設定で適切に処理されます。

Variance

フィルタの強度は、分散パラメータで決定され、分散が大きいほど、ノイズ除去は強力になります。

Pixel Search Radius

類似した近傍が見つかる領域です。値が大きいほど精度は上がりますが、ノイズ除去のコストが増大します。 

Pixel Patch Radius

ノイズ除去の柔らかさを向上させます(フィーチャは常に維持されます)。既定値は 3 (大きい側)です。0 または 1 に設定すると効果が低くなり、3 が中間値、5 で最も効果が高くなります。

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